歌をもっと上達させるために

「効率良く時間をつかう」

- 【1】 独学だけでは限界がある理由

独学とボーカルスクールで習うことの違いはなんでしょうか?
実際に本やWEBサイトを使って独学で勉強しても、最終的に本当にこれで正しいのかどうかは、なかなか自信がもてないし、自分では判断が難しいものですよね。

例え話で考えると、
朝起きたら身体の具合が悪くなっていました。
“多分こうだろう”と思って薬局でクスリを買って治そうとするのと、専門の病院に行ってきちんと診断してもらうのとではまったく違いますよね。
専門の医師に診察してもらう方がより的確な判断ができるし、あれこれ迷うよりも早く治療ができると思います。

つまり、独学では正しい判断が難しい。

段階を踏んで次に自分がするべき事も正解がわからないから時間がかかってしまう。

スクールも考え方は同じで、通う一つ目の理由としては「正しい知識が迷わずにすぐ手に入る」という事です。

もちろん独学が良くないという事ではありません。
しかし独学であれこれと試行錯誤を繰り返しているだけでも無駄な時間がかかってしまい、もったいない事になることも多いと思います。

発声の練習をしていても声が思ったよりも出ない。一生懸命に声を伸ばそうと練習を繰り返すが、なかなか変化がない。実際には腹式呼吸が出来ていないという事に気がつかなく空回りし続けている・・・なんて事も多々あります。そういった事も習っていれば指摘を受けることでしょう。
きっちり習って無駄な時間を削り、その時間をより上のランクを目指すのに使うほうが良いのではないでしょうか?

ボーカルスクールに行くと言っても、ただスクールに行けば良いとは限らず、正しい教え方をするスクールに行かないと医者の誤診と同じことが起こってしまいます。
例えばポップスやR&Bを歌おうとするのに、声楽のようなクラッシックの発声を教わったのではまったく逆効果です。
今の例えは大げさかもしれませんが、

実はボーカルスクールの講師でもそういう事がわからない人が多いのも事実です。歌は一口に言っても、色々なジャンルがあって、歌い方やテクニックも数多くあります。
先ほどの例えで言うと、皮膚病でもいろんな種類があるのになんでもかんでも 同じ「○○軟膏」で済む訳がありません。
だからちゃんとしたボーカルスクールを選ばないと、無駄な費用や時間がかかってしまいます。

では、どうすれば間違わずに正しいボーカルスクールを選べるか
の選び方を別のページでご紹介いたします。