ボイストレーニングの基本

「これがボイトレの基本!」

- 【3-1】 腹式呼吸をやってみよう!

前の章の「腹式呼吸について」で解説したとおり、歌う上で腹式呼吸がとても大切なことはお分かりいただけたと思います。
でも、「腹式呼吸の大切なことは分かるが意識し過ぎて上手く歌えなくなってしまう。だから意識し過ぎるのも考えもの…」という方もいらっしゃいます。 上手く歌うには色々なことに注意を払わなくてはなりません。それを腹式呼吸だけに意識をしてしまい、他のことがおろそかになってしまうから上手く歌えないのです。 では、とうすればよいのでしょうか。腹式呼吸をしっかりマスターして、歌うときは意識をしなくても腹式呼吸になっていることが大切です。 腹式呼吸が自然にできるようになると、ボーカルだけでなく健康面で大きなメリットがありますよ。血圧が落ち着いたり、精神的にリラックスできたり、ダイエットにも有効です。 ここでしっかりマスターしましょう。

「腹式で息を吸うとお腹が膨らみ、吐くと元に戻る。」

この感覚を体で覚えてください。
最初は体を起こすと胸が膨らんだり、肩が上がったりして胸式呼吸になってしまうと思います。 
今、上手に腹式呼吸ができなくても、繰り返し行えば必ずマスターできますよ。

腹式呼吸のやり方を実際にマスターしてみましょう。

まずは腹式呼吸の感覚をつかみましょう。ここからのやり方は、イスに腰掛け、頭を下に下げて、上半身を折り曲げてください。そして、肩や首の力を抜き、手はダラ~ンと下に下げましょう。そのまま、ゆっくり息を吸ったり吐いたりしてみてください。
呼吸するたびに、胸よりお腹が膨らむのが分かりますか?
これが腹式呼吸をした時のお腹の動きなのです。

体を折った状態で、腹式呼吸ができたら、そのまま腹式呼吸をしながら、上半身をゆっくり起こします。体を起こす途中、胸式呼吸にならないように、お腹が膨らむ動きにお腹に手を当てながら体をゆっくり起こすと、わかりやすいですよ。

NEXT LESSON 「歌う姿勢で腹式呼吸」 >

ボーカルのオンラインレッスンが始まりました

オンラインレッスンは、ご自宅にいながらボーカル個人レッスンを受講できます。
歌を上達させるうえでしっかりとした腹式呼吸ができているかどうかで大きな差が出てきます。最初に変なクセをつけてしまうと、なかなか直らずに、息も続かない、声が伸びないなど、
基本ができると次のステップがどんどん楽しくなってきます。
オンラインレッスンでは自分が行き詰っているところ、わからないところも質問ができます。雨の日でも出かけなくてOK!少しでも気になったら、まずは無料オンライン体験を!手続きも簡単です!
詳しくはこちら!>>