ボイストレーニングの基本

「ベストな発声方法はこれだ!」

- 【7】 口の開け方はとても大切

鏡を見ながら普段しゃべっているときの口の大きさ(開け方)で「あいうえお」と言ってください。
テレビなどで見るプロの歌手と比べてどうでしょう?同じくらい口が大きく開いている人は少ないと思います。
小さな口の開け方で大きな声や高い声を歌おうとすると、喉に負担がかかってしまい、思うように声が出ません。
ここでは、気持ち良く声を出すために、正しい口の開け方をマスターしましょう。

まずは、あごのチェックから。
「もうこれ以上は開かないっ」っていうくらい口を大きく開けてみましょう。
そして開けたり閉じたりを何度かくりかえしてみます。
このとき、あごか痛かったり、ガクンとあごが鳴ってしまう人は要注意。日ごろからそこまで大きな口を開けることがなくて、慣れていないからだと思います。
そんなときは、無理のない程度に開けたり閉じたりの運動をさせてあごをやわらかくしていきます。
この運動をやり過ぎて疲れたと思ったら無理せず休みながらで構いません。

それでは、正しいあごの開け方をやってみましょう。
この練習は、必ず鏡を見ておこなうようにしてください。
まずは、口を無理な力が入らない程度に上下に大きく開けます。そして、横へ広げながら開けます。この横に口を開けるポイントは、笑う感じにするとうまくいきます。
自然な笑顔に近い口の開け方をすると、綺麗な形ができて、声も出しやすくなります。
また、無理に大きく開けようとするとあごに負担がかかり、喉にも力が入ってしまいます。無理な力が入らない程度に大きめに開ける事が
大事です。うまく出来たら、口の形をしっかり覚えてください。

◆ ポイント
無理をせず口を大きく開ける。
自然な笑顔のように横に開ける。
※必要以上に力まないように。

上手に口が開けられたら、口の中のこともチェックしてみましょう。
声は声帯で作られ、喉や口の中で響いて外へ出ていきます。しかし口の中の空間が狭いと、こもった声や細い声になってしまいます。声帯で作られた声がきれいに響くには、口の中の空間を広くするには、舌の形や位置が重要になってきます。
舌には余分な力が加わると、舌が上がってしまったり、必要以上にうしろへ引っ込んだりしてしまいます。これでは口の中の空間が狭くなってキレイに声が響きません。
また、舌が後ろに引っ込むと、喉をふさぎスムーズに声が出なくなってしまいます。上手に舌の力を抜くことがポイントです。
実際に舌の力を抜く練習をしてみましょう。

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