トップページ > ボイストレーニングの基本 【4】 ボイストレーニング 息つぎ(ブレス)のテクニック! ~ベストな発声方法はこれだ~
- 【4】 ボイストレーニング 息つぎ(ブレス)のテクニック!
ボイストレーニングの基本トレーニングの大詰めです。
これまでの基本練習ではゆっくりと腹式呼吸を練習してきましたが、実際に曲を歌うときにはゆっくりした呼吸ではテンポについていけません。
ここでは これまでとは違うリズムをとりながら、タイミングよく、すばやく息つぎ(ブレス)できるように練習してきます。
テンポを計りながら練習するとより感覚がつかめてきます。
以下のサイトで無料のメトロノームがあるので、機械をお持ちでない方にはとても便利です。
WEBブラウザで使える 無料メトロノーム
○ シンプルメトロノームオンライン
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#ボイストレーニング 息つぎ(ブレス)パターン その1
スーッと3拍分、息を吐いて、4拍目で息つぎをします。Vのところが、息を吸うところ(ブレス)です。
今までとは違い、素早いプレスがポイントになります。
最初はゆっくりと、テンポは60くらい(1分間に60の速さ。つまり、1泊は1秒)。上手にできるようになったらだんだん早くしてみましょう。
もし、リズムを出せるように楽器を持っていたら、オーソドックスな8ビートにし、
テンポ60~100ぐらいで練習してみましょう。
ブレスの時にちゃんとお腹が膨らんでいるか確認を忘れないでください。
ポイント
1.息を吐く時は、お腹をへこます。
2.息を吸う時は、お腹を膨らます。
3.肩を上げない(鏡を見ながらやってみよう)。
4.カウントをとりながらやってみる。
今のブレスの練習段階では、息を吐く時にお腹をへこませるようにしています。
しかし、実際に歌う時は息を吐いてもお腹の筋肉(腹筋)に力が入っているので、お腹はほとんどへこみません。
#ボイストレーニング 息つぎ(ブレス)パターン その2
スッスッスッスッスッと1拍に4回吐いた後、4拍続けてスーと吐き、素早くブレスをします。
1小節目と3小節目では、1拍毎、息を吐くたびにお腹を素早くへこませます。
パターン1と比べると 2小節に一回しかブレスがでてこないので、慣れないうちは息が足りなくなると思いますが頑張りましょう。
これも テンポ60からスタートして、テンポ100ぐらいまで練習してみましょう。
#ボイストレーニング 息つぎ(ブレス)パターン その3
1拍で2回息を吐きます。つまり、今までは1小節で4回息を吐いていたものが8回に増えるという事になります。お腹の動きが倍のスピードになるので大変です。
テンポ40くらいのゆっくりしたテンポから始めて、少しずつ慣れていきましょう。
上手にできるようになったら徐々にテンポアップしていきます。
パターン1からパターン3を繰り返し練習して、ブレスと腹式呼吸に慣れていきましょう。
ボイストレーニングの基本 Lesson1
「これがボイトレの基本!」
ボイストレーニングの基本 Lesson2
「ベストな発声方法はこれだ!」